日本企業の海外展開や新たな視点によるイノベーションの創出等の促進の観点から、高度な知識・技術を有する外国人材の活用は、日本企業の競争力強化に資すると考えられます。外国人材の採用を計画する日本企業は近年増加していますが、特に中堅・中小企業においては、外国人材と働く経験やネットワークの不足等により、その活用が進んでいないのが現状です。
本事業では、日本企業(中堅・中小企業)における外国人学生等のインターン受入れを通じ、日本企業が海外展開等に取り組む体制の強化を促進してきました。
日本企業への就業意欲を持つ外国人材に対しては、インターンシップへの参加を通じ、日本に就業した際の業務のイメージを把握する機会を提供します。加えて、今年度は、外国人材と日本人学生のペアを受け入れるインターンシップを一部で導入し、日本人学生のグローバル化の促進にも貢献します。
インターンシップ方法
本年度は、以下の全3コース(※)から選べるインターンシップを実施します。
※2次募集がある場合は①②を2クールとし、全5コースとなります。
A,A2コース / 国内留学生の対面参加型
自宅からインターンシップ先企業に毎日出向き、そちらで業務を行っていただきます。担当の方や仲間とも直接顔を合わせて仕事ができ、コミュニケーションが取りやすいスタイルです。
B,B2コース / 海外在住人材のオンライン参加型
インターンの自宅等で就業体験を行います。現地にいるからこそできる調査等も可能なため、海外への進出等を検 討する企業に向いています。海外から参加が可能で、入国の手続きなどを省き手軽にインターンシップを行えます。
Cコース / 海外在住人材の対面参加型(来日)
海外より来日し、通勤圏内の宿泊施設より毎日出向いて業務を行います。日本就職を経験できると共に、日本の文化、生活スタイルを学ぶことができます。
※7月28日以降にエントリーした場合、査証許可日に関係し、原則【オンライン参加型(10月17日~10月31日)と対面参加型(11月1日~12月15日)のハイブリット形式】での活動となります。
事業の枠組み
当事業における「インターンシップ」、「企業」、「インターン」、「審査委員会」の定義はこちらから確認ください。