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米油を世界に。
インターンシップを通して、
地域企業と優秀な外国人材が共に描いた新しい未来

三和油脂株式会社

企業三和油脂株式会社

山形県/製造業

インターンワチラウィット プライパッタヤー

タイ/泰日工業大学 経営学部

受入目的

米油の潜在市場を切り拓く、
外国人材への期待と可能性

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
弊社は、山形県天童市で米糠由来の米油(こめあぶら)とその副産物の製造販売を中心に、家庭から食品製造の現場まで、毎日の食を支えている食品メーカーです。
米油は、日本国内では需要が堅調に拡大しているのですが、海外市場においては米油そのものの認知度が低く、マーケットが十分に形成されていないのが現状です。一方で、市場規模は小さいものの、潜在需要が顕在化しつつあり、弊社にも問い合わせが増えてきております。そこで、海外の潜在的市場に対してアプローチができ、将来的には現地で工場を立ち上げ、運営できるような人材を探したいという思いから、このインターンシップに参加しました。
参加にあたっては、3つの視点を意識しました。1つ目は採用フローを実体験してみること、2つ目は高度外国人材の受け入れ経験値の獲得、そして3つ目は想定される課題や、押さえておきたい注意点の事前把握です。日本で“常識”とされている価値観は、海外でも同じとは限りません。企業として、今後の本格的な採用や海外展開に向けて、こうした価値観の違いを理解しつつ、現場で想定される課題や懸念点をテストケースとして把握し、具体的な対応策を確立することが重要だと考えました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

東南アジアに加え、欧州、中央アジアの市場を調査。
国境を越えた視点から生み出される、新たな価値

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
活動内容としては、海外の市場開拓に向けた市場調査や、「米油」「米糠」をキーワードとした商品開発に関するレポートの作成、また、広報活動の一環として、弊社が担当している地元ラジオ番組への出演を計画しました。
市場調査に関しては、インターンのナインさんに当初約1か月かけて取り組んでもらう予定でしたが、彼はわずか1週間ほどで精度の高いレポートを完成させました。これを受けて、彼からの提案もあり、調査対象国を東南アジアに加え、欧州や中央アジアまで拡大し、分析範囲を広げた調査を行いました。商品開発に関しては、社長プレゼンも実現しており、彼のアイデアが弊社の新たな商品展開につながるかもと期待をしています。さらに、想定より早く活動が進んだため、彼の海外の視点を活かした会社紹介用バウチャーの英語版制作にも取り組んでもらいました。全体を通して、期待を大きく超える速さと精度により、良い意味で当初の計画を上回る活動の数々となりました。
一方で、弊社側での受け入れにあたっては、日本語での指示が適切に伝わっているかを確認するための打ち合わせを都度実施し、進捗状況に応じて次の課題を細かく設定するなど、様々な工夫を行いました。

インターンシップの働く様子

受入成果

期待を超えたスピードと精度
“受け入れ”を超えて、“成長”をもたらすインパクト

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
彼は非常に優秀で、活動中に困難を感じる場面はほとんどありませんでした。むしろ活動が想定以上のペースで進み、その対応に思案するほどでした。日本語能力も高く、外国人インターンを受け入れているという感覚を忘れるほど円滑にやりとりができ、今回の経験を通じて、求める条件に合った人材とのマッチングが実現すれば、高い成果を生み出せるという確かな手応えを得ました。
さらに、彼のレポートから学ぶことも多く、海外では企業ブランドや安心感に加え、エビデンスを重視する傾向が一段と強いことを再認識できました。同時に、外国人材が社内にいることは、海外顧客との信頼構築や現地言語での業務推進に大きく寄与することも実感しました。また、外国人材採用には一定の工数がかかり、日常的なコミュニケーションも必要であるということも理解でき、現在は社内で英語対応ができる人材が少ないため、外国人材対応の部署新設の検討にも話が進んでいます。
今回、彼の人柄や姿勢が新しい刺激と活気をもたらし、実践的なノウハウも蓄積することができました。振り返ると、このインターンシップは私たちの想像を超える成果を生み、今後の外国人材採用に向けた資産となりました。高度外国人材の高い専門性や情熱は、社内の常識を打ち破る強力な起爆剤になり、新たな価値を生み出す強い推進力になり得ることを実感しました。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

実務に触れ、製品に触れ、人に触れる。
深い学びを得た実践的なインターンシップ

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
このインターンシップを通じて、グローバル市場の動向や、具体的なターゲット顧客像、また、製品開発に対する企業戦略について、より深く、実践的な知見を得ることができました。
最初に任されたのは、東南アジアの市場調査レポートでした。調査・分析を進める中で、海外から米油の引き合いが増えてきている状況を踏まえ、調査範囲を拡大した方が良いと判断し、欧米や中央アジアの市場調査も加えて行いました。調査レポートの作成にあたっては、大学で学んだ経営学のスキルを活かし、市場別の特徴や成長性分析を経て、市場毎のマーケティングミックス(製品戦略、価格戦略、流通戦略、プロモーション戦略)を検討し、短期・中期・長期的な観点から、今後の展望を会社に提案することが出来ました。
また、自宅では自分の勉強のために、米油を使って色々な料理を作り、米油の良さを実感しました。社長の自宅に招いていただいて、手料理を振る舞っていただいたのも、楽しい思い出となりました。私は過去に日本で働いた経験がなかったため、最初は緊張や不安もありましたが、三和油脂の皆さんに事前準備から活動中まで、数々のサポートをしていただきました。おかげで挑戦してみて良かった、日本に来てみて本当によかった、と感じています。

インターン生の声

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